実録寺子屋日記
9日~11日まで奈良に行ってきました。

1日目は法隆寺・長谷寺・大神神社でした。


法隆寺は聖徳太子のお寺で有名なのですが初めて尋ねました。


大きさと広さに圧倒されてしまいました。広いだけでなく空気が凛としていて清掃もいきとどいてとても気持ちの良い所です。


境内の売店で「夢」と書かれた扇子を見つけました。


夢の書は沢庵禅師の書の掛け軸(当然コピーですが)があり、良い形をしていて


素晴らしい書なのでとても気に入っているのです。


聖徳太子の書かれた「夢」の書もとても素晴らしく(良いから扇子にまで使われているのでしょう)


すぐに購入しました。


そしてあこがれの弥勒菩薩へ


以前からお会いしたいと思っていてやっとお目にかかることができました。


黒く光る姿にちょっとがっかりしたのですが、良く見ると何とも言えないお顔で微笑んでくれています。


指のしぐさもすばらしい!!


なんとも言えない落ち着いた気持ちになりました。


長谷寺
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アジサイもとっくに終わり紅葉にも早く時期が悪かったかなと思いつつ、長い階段を登りました。


でも本堂の舞台からの眺めは素晴らしかったです。


大神神社
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日が暮れかけていて、とりあえずお参りをしお水を頂戴しました。


帰りの参道で10mほど前を猛スピードで横切る黒い物体


猪でした。


しかも3匹も


まだ子供でしたがこちらに向かってきたらと思うと・・・・・






長女の高校の交換留学生がオーストラリアからやってきました!!

長身の可愛い女の子です。

飛行機は初めてだったみたいで疲れているようです。後から聞いたのですが7時30分には寝ているようです。

今ちょうど7時40分どおりで眠たそうにしていました。

お土産もたくさん持ってきてくださり、感謝感謝です。

楽しい経験がたくさんできるようにお手伝いいなくては!!


ホストファミリーとの交流シーンをTV撮影するということでしどろもどろの英語を駆使し?

TVのインタビューを受けながら、談笑?しているところや食事風景など撮影されました。

どのように映っているのやらもちろん主役ではないので気が楽ですが。

ログのさくらんぼに毛虫の大量発生!!

さくらんぼの葉っぱが少なくなっていると思ってよく見るとなんと毛虫がうじゅうじゃ、数珠繋ぎで並んでいました。

今まで10年近く予防もしたことないし、毛虫が付くこともなかったのですが、これも今年の異常な暑さのせいなのでしょうか?根気よく、気持ち悪いのですが、ピンセットで1匹ずつはさんでとりました。


畑のいちじくがドンドン熟しています。西洋いちじくと日本いちじくどちらもおいしく頂きました。

長浜のホテルに泊まったのですが、部屋が狭く朝食のバイキングもいっぱいだというので部屋で待っていたのですが、連絡をしてくれなくて最後になってしまい散々でした。

長浜市内を少し歩いて、

近江商人の屋敷跡に行きました。

私も商売をしているのですごいなだけではなくて見習わなくてはいけません。


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スキー毛系との創始者藤井氏の迎賓館として建てられた建物だそうです。

贅を尽くして中にはログハウスに暖炉までありました。もちろん日本家屋の離れとしてですが、

おしゃれですね。
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八幡堀も寄ってきました。時代劇の撮影にによく使われているところだそうです。

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比叡山にも寄りたいと思っていたので遅くなったのでどうしようか迷ったのですが、やっぱり行ってみることにしました。
比叡山根本中堂です。今日が最後でライトアップされるということで遅くまで人が絶えませんラッキーでした。

根本中堂に着くと、6時からご祈祷をするというのでみなさん中に入られています。

自然と流れに乗って中まで入ることになりました。座ってみると一番奥の良い場所でした。

7時までかかるというのでどうしようか?と思ったのですがこんな機会はまずないので・・・・


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薬師如来の前での護摩焚きも見えます。中央の祈祷もよく見えます。

お経に節をつけてお唱えしているのも不思議な感じです。

最後に散華もいただくことが出来

1000年以上続けられている祈りの世界を垣間見ることが出来、貴重な体験でした。

帰りの京都・大津の夜景のきれなこと、すがすがしい気分とともに満足の旅でした。


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今日はこの旅行のお目当ての所です。

若狭の一宮若狭彦神社へまず参拝「海彦山彦」の神話の神様をお祭りしているそうです。

境内に入ったとたん「え!」「ここは良い!」という感じでした。

何が?と言われてもよくはわからないのですが、本能的に良い場所だと思うのです。

諏訪大社の本宮とも違う感じなのですが、ゆったりと落ち着くとても気持ちの良い場所です。

そして写真の「千年杉」なんとも言えません。2人とも何度も何度も見上げていました。

ここは是非行ってみてください。
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実録寺子屋日記 ジブリの映画に出てきそうですね!!この鎮守の森の主なのでしょうね。

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次に車で川に沿って少し上流の、この神社の上社「若狭姫神社」へ

境内はうっそうとした森の中というイメージです。

ここにもお水があったのですが、良かったです。ピリピリとした力がつく感じでした。(諏訪大社の本宮の水にはかなわないのですが)



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奈良の東大寺二月堂のお水取りで使うお水は、このお寺「神宮寺」の湧水を地下水脈をとおして奈良に贈られるとのことでした。

「お水送り」という行事を一度見てみたいものです。

奈良に行った時「お水送り」の行事を知り、今回の旅行につながりました。


ここは昔の神仏混合が残っているところで神棚と仏像そしてしめ縄も貼られています。

拝む時も柏手を打つそうです。昔はどのお寺でもそれがあたりまえだったのでしょうね。

本堂(室町時代)の中もゆっくりと案内していただき、ここのお不動様にもご挨拶することができました。

しばらく上流に車を走らせると鵜の瀬です。ここまで神宮寺で汲んだお水を運び流し込みます。そのお水が地下を通って二月堂まで届くのだそうです。


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敦賀へ向かう途中の熊川宿です。

若狭で取れたサバを京都まで届ける鯖街道の一つです。ここも古い街並みが良く残っています。

家の前の水路が印象的です。


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敦賀の一宮気比神社へ

お盆休みに、舞鶴自動車道が無料というわけで、以前行ったことがある小浜の町へ行くことにしました。

その前に天橋立へここの北側にある元伊勢の神社(籠神社)へまず参拝丹後国 一宮

で格式が高い神社です。天照大神が伊勢に移る前にいらしたところということで元伊勢といわれています。

この狛犬相当古いようです。どことなくユウモアなのですがどっしりと守っているという感じです。

奥の宮は真名井神社で少し離れていますが森の中の静かなところでした。



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小浜の町は古い街並みが良く残っていて、丹後街道沿いの街並みがとても風情があります。

また港もよく整備され遊歩道もあり静かな入り江でオーストラリアのケアンズの風景を思い出しました。

ヤシの並木は無理でしょうね。温暖化で何年か先には椰子の木を植えることが・・・・・・・・・・

貧乏旅行なのでビジネスホテルへ街中なのですが結構広くてよかったです。マスターから紹介していただいた料理屋さんへ安くてボリューム満点おいしかったです。さすが港町魚が違います。

(瀬戸内海の魚が一番おいしいと思っているのですが)日本海の魚もおいしかったです。


去年の秋に京都手作り市へ行ってきました。

日曜日と15日と重なることが少ないので楽しみにしていました。

日曜ですから、人で人で身動きがとれません。

出店する人も買い物に来る人も大変だな!!

リネンのおしゃれな服やレース編みで作った素敵なマフラー??(確か名前が・・・)


一通り見てそろそろ次へ

どこへ行こうかと車を止めている下賀茂神社へお参りしながら、そう鞍馬へ行こう!!

鞍馬は学生時代京都の友人に連れて行ってもらってから40年ほどいってないです。

ナビに鞍馬寺を入れると最短コースなのか待ち中をうねうねとそしたら上賀茂神社の前の料亭通りを(こんないいところが・・・)とおりいざ鎌倉へ??(鞍馬でした)

紅葉には少し早かったみたいで残念でしたが空気もよくとても気持ちの良い場所でした。

帰りにPTA旅行で行った貴船神社にも寄りました。

時間も遅かったのですがケーブル電車から沢山の人が貴船を目指して歩いていらっしゃいます。

私たちも同じように歩いて行きました。その角を曲がったところが「神社やで」と何度も何度も言いながら

そうあの時はバスに乗っていたので近くに感じたのでした。

神社に着くとあたりは真っ暗かがり火がたかれていました。道路には小さな明かりでライトアップされていて

とても良い雰囲気です。ちょうど雅楽の演奏があるというので待っていたのですが

かがり火に浮かび上がる絵と雅楽の演奏ロマッチックでした。

もう一つ雅楽が分からなかったので早々にお邪魔をして、

貴船をそぞろ歩きながら「京都だな!!」

帰り道を進んでいたのですがだんだん

人が少なくなり、明かりもなく私たちだけになり。

そうこの神社は、丑の刻参りの神社だということを思い出しました。

恋人気分も吹っ飛び

水の神様なのですがどういうことか藁人形で呪い殺すというおぞましい神社?・・・

だんだんと私たちの足も速くなり月明かりもない真っ暗な道をひたすら駐車場まで長かったです。


大神神社へ

熊野本宮大社のような大きな鳥居が出迎えてくれました。


ご神体は三輪山 自然の山をそのまま神様としているわけです。
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隣の狭井神社でご神水をいただき(とてもおいしかったです)

いざ神の御山三輪山の頂上を・・・・・・

大したことないだろうと思っていたのですがとっても大変でした。

でも疲れるという感じではなくエネルギーをもらえていると感じます。

なんだろーこの感覚不思議なところです。





朝から東大寺です。
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献茶会が開かれていて沢山の和服を着た方々が並んでいらっしゃいました。

記念に瓦を1枚奉納させていただきました。

小学校の修学旅行で来て以来ですので柱の穴ぐらいしか覚えていないのですが、

大仏様の大きさには圧倒されてしまいます。


お水とりで有名な二月堂へ

高台にありここの廊下を松明が走るのですね。

一度は見学してみたいですが2月は忙しいので引退するまで来れないでしょうね。

近くにお不動様をお祭りしているところがありました。ここでも護摩をたいているそうです。

「上がってもいいですよ」と誘われお不動様をまじかでお目にかかることができました。(心が洗われます)

ぜひ今度は護摩の日にちを合わせて来てみたいですね。

若草山から春日大社へ

春日大社から美術館に向かっているときれいなお姉さんがランチの勧誘をしていました。フランス料理の有名なシェフのお店だそうです。興味がわきます。



このゴールデンウィークに奈良に入ってきました。


2月3月は無休でしたので毎年この連休はお休みをいただいています。


最初に訪れたのは唐招提寺。


ここはお勧めです。本当に気持ちの良い場所です。


今でも鑑真和上が伴を従えて歩いておられるような気がしました。


ここには東山魁夷氏の襖絵があるのですが今は見ることができませんでした。

30年近く前神戸のデパートで公開されていたのを見て迫力と気品・に圧倒されたのを覚えています。

今は静かに師と共にこの建物の中にあるのだなと思いながらお庭を後にしました。


すぐ近くの鑑真和上のお墓も凛としてすがすがしく

日本に来られた意味・残した師の意識が現代まで累々と重ねられてきた

日本の歴史に影響を与え続けているような気がします。
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次は薬師寺へ有名な仏像の台座の模様が印象に残りました。

ペルシャ・インド・から伝わった模様ですが十分今日で通じる洗練された模様だと思います。

時を超えて古さを感じさせない模様というのがあるのですね。不思議です。
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